この記事では「海外で働きたいという思いを持ちつつも具体的にどのように行動に移せば良いのかわからない」という方に向けて、私の実体験を踏まえて、最も手っ取り早く、再現性も高い方法を紹介します。
語学やビザなど海外で働くことはハードルが高いと思われがちですが、この記事でそのような悩みを解消していきたいと思います。
海外で働く魅力とは?
まずは、改めて海外で働くことの魅力を再確認してみましょう。
実際に5年ほど海外で働いた経験のある私自身が考える海外で働く魅力は下記のようなものがあります。
- 語学力が高められる
- 新たな出会いがある
- 良い意味でも悪い意味でも目立つ
- より多様な考え方ができるようになる
- 人生をリセットするような感覚が得られる
- 新鮮な気持ちでものごとを見たり、体験することができる
- 良いことも悪いことも含め日本では体験できないことが起こる
色々と魅力は語れるのですが、一言で言えば「世界が広がる」ということに尽きると思います。必ずしも良いことばかりが起きるというわけではありません。
実際には日本とは大きく異なる海外で暮らすストレスも多いと思います。そのようなストレスを前向きに受け入れることができたり、経験として価値を感じることができる人には海外で働くことは大きな魅力となるでしょう。
海外で働くためのハードルは高い!?
さて、海外で働くことはとても魅力的なことですが、海外で働くことを実現するためには数多くのハードルがあります。
どのようなハードルがあるでしょうか?
- 仕事を得る
- 現地で使える語学力
- 労働ビザの取得
- 生活防衛資金を貯める
- 居住の確保
並べてみるとやはりハードルの高さを感じてしまいます。
これだけ見ると日本で十分な仕事の実績や経験、資金があって初めて海外にチャレンジできるのではという気がしてしまいますね。
でも安心してください、ハードルを越える方法はいくつかあります。
それでは次でハードルを越える方法を見てみましょう。
手っ取り早く海外で働く方法
前置きが長くなりましたが、手っ取り早く海外で働く方法を紹介していきますね。
それはズバリ、「海外に進出している日系中小企業で働く」です。また、最も重要なのが希望の雇用先へのアプローチの方法です。
なぜ日系中小企業が良いのか?
なぜ海外に進出している日系中小企業を狙うべきかを私自身の経験も踏まえて説明します。
日系企業を狙うべき理由
- 日系の海外拠点では現地語と同じレベルで日本語話者を重視している。
- 採用されればビザ・住宅をサポートしてくれるケースが多い。
- 給与が払われなかったり、急な解雇などのリスクが低い。
- 様々な面で日本人を優遇してくれる。
中小企業を狙うべき理由
- 人手不足(特に若手)が一般化しており、求人を出していない場合でも海外で働きたい人材に対する潜在的な需要が高い。
- 大企業に比べて一般的に条件では劣るが、柔軟な採用をしてくれる可能性が高い。
- 個人の力量にもよるが大企業に比べて裁量の大きな仕事を任せてくれるため、海外での仕事が楽しい。
アプローチ方法
必勝のアプローチ方法は、「現地法人のホームページから採用してもらえないかを直接問い合わせること」です。
理由としては、
- インパクトがある。興味を引く。
- 法人側としては予想していないアプローチであるため、無視されにくい。
- 元々人材募集していなかったとしても、採用を検討してくれる可能性がある。
なお、以下のアプローチはあまりおすすめしません。
就職サイトや転職サイトの利用
- 仲介サイト経由では採用募集中のポジションに限りがある。
- 仲介サイトに高額な仲介手数料を取られてしまうため、柔軟な条件交渉が難しい。
日本本社のホームページより問い合わせ
- 希望の地域での採用がされない可能性がある。
- 決裁権は現地法人にあるため、採用まで時間がかかるし余計なやり取りが発生する。
- 本社側の思惑で口を挟まれる可能性もある。
注意点
現地法人へ直接問い合わせる際の注意点としては、どの就職の際にも言えることですが、あなた自身がどのように現地法人に対して貢献していけるのかを明確にアピールする必要があります。現地法人での課題とあなたのアピールがマッチすれば採用される確率は大きく上がるでしょう。
まとめ
私自身、ここまで説明した方法で実際に海外現地法人に就職しましたし、現地で採用をしてきた経験から、現地へ直接問い合わせてくれるとインパクトがあるし、少なくとも現地の担当者は真剣に検討をします。
これはどの企業でもほぼ確実ではないかと思います。
あなたの海外での就職が成就することを陰ながら応援しています!