LCC対応の機内持ち込み可能なバックパック10選|海外旅行におすすめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事ではLCC各社の荷物持込基準とバックパックの選びのポイントを紹介し、LCC機内持込可能なおすすめなバックパックを10個紹介します。

まず、そもそも機内に持ち込むメリットとはなんでしょうか?

機内持ち込みのメリット4つ
  1. LCCで追加料金がかからない
  2. ロストバゲージの心配がない
  3. 手荷物受取場で待たされない
  4. 荷物が破損する心配がない


LCC機内持ち込みルール

LCC各社の機内持込荷物の規定を以下にまとめています。

詳細はリスト内のリンクより航空会社各社の手荷物規定ページに入り確認をしてみてください。

航空会社寸法(cm)合計重量(kg)個数
ピーチ3辺合計115cm以内72個
タイガーエアー台湾54x38x23102個
チェジュエアー55x40x20102個
エアプサン55x40x20102個
ティーウェイ航空55x40x20 101個
セブパシフィック56x36x2372個
香港エクスプレス56x36x2372個
スプリングジャパン56x36x2372個
スクート54x38x23102個
エアアジア56x36x2372個
ジェットスター56x36x2372個
スカイマーク55x40x25 102個
ソラシドエアー55x40x25 102個
エアドゥー55x40x25 102個

各社の規定から平均的な荷物規定を抽出すると、

  1. 3辺合計115cm以内
  2. 56x36x23
  3. Max 7kg
  4. メインとサブの2個

ANAやJALなどのFSC(Full Service Carrier)の場合、機内持ち込みは通常10kg以内とさらに余裕があるので、LCCに対応できればFSCの機内持ち込みは心配不要です。

航空会社寸法(cm)合計重量(kg)個数
ANA*155x40x25102
JAL55x40x25102

*1 ANAは国際線の規定です。

注意

RYANAIRWIZZAIRなどの欧州系LCCは手荷物条件がさらに厳しくなっております。

チケット手配する前には必ず手荷物条件の確認しておきましょう。

アジア系は比較的ゆるく、多少のオーバーウェイト・オーバーサイズは通してくれる場合もありますが、欧州系は厳しく追加料金を請求してくるのでご注意ください。

RYANAIRの場合

WIZZAIRの場合

旅行に適した機内持ち込みバックパックの選び方ポイント

ここで紹介するポイントを参考にして頂ければ、よりご自身の旅行に合う機内持ち込み可能なバックパックが選べるはずです。

30~35L前後の容量

機内持ち込みの最大容量は約44Lになりますが、持ち運びを考えると30~35L前後がちょうど良いサイズです。少なくとも25Lはあった方がいいと思います。また、40L以上はオーバーサイズにならないように寸法に注意して選ぶ必要があります。

こちらの記事内で紹介する10選は全て25L以上としています。

別記事の「荷物を極限まで減らす13のコツ」で荷物を減らす方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

軽量化されたバックパック

容量と同じく重要なのがバックパックの重量です。

LCCの場合は7kgの機内持ち込みの重量制限があります。

重量がなるべく軽いバックパックを選びましょう。本記事で紹介するバックパックは全て1.5kgの軽量タイプを選定しました。

持ち歩きやすい設計

機能面では特に持ち歩きやすさが重要です。

7kg程度であればそれほど重いわけではありませんが、長時間持ち運ぶと疲れるのでなるべく持ち運びが楽になる設計がされた製品を選ぶことをおすすめします。

持ち歩きが楽なポイントとしては以下の3点に対応している製品がおすすめです。

バックパック機能説明
出典:Amazon(追記)

旅行期間が短い場合や、市内移動などが中心の場合はここまで機能的になる必要はなく、デザイン性をより重視したバックパックでも問題はないと思います。

本記事では機能面・デザイン面両方優れたバックパックを選定しています。

荷物を取り出しやすい設計

荷物を取り出す際に重いバックパックをいちいち下ろして、荷物を取り出すのは地味に面倒です。

以下のような機能があれば荷物の取り出しにも便利です。

外ポケット&固定バンド

外ポケット&固定バンド例
出典:Karrimor

ボトム&サイドからアクセス

ボトム&サイドからアクセス例
出典:Karrimor

雨蓋収納

雨蓋収納例
出典:Karrimor

ヒップポケット

ヒップポケット例
出典:Amazon
補足:雨蓋

雨蓋についてはメリットとデメリットがあります。

メリットは名前の通り雨がメイン収納に入ってくるのを防ぐほか、ジッパー部分に小物を収納できたり、雨蓋と本体の間にアウター衣類や靴などを収納できる点です。

一方、デメリットはメイン収納にアクセスするのに時間がかかる点です。

デメリットを回避するために、よく取り出す物は外ポケットに収納したり、トップ以外からメイン収納にアクセスできる構造の製品がおすすめです。

本記事の10選では雨蓋有り無し両方を選定しています。

LCC持ち込み可能なおすすめバックパック10選

それでは早速バックパックをみていきましょう。

1. MILLET / KHUMBU30

容量(L)30
重量(g)1,140
寸法(cm)*
背面長(cm)
58 x 29 x 16
48
おすすめ
ポイント
調整ベルト充実
背面3D構造
ヒップポケット
レインカバー付き
Amazon評価
(評価者数)
4.5(16)
 価格*13,076円

*1 寸法は若干オーバーですが、上で説明した通り押込めば問題なく入ります。他の製品も同様。
*2 価格はAmazonの22年10月30日時点の税込価格。他の製品も同様。

MILLETの30Lバックパックです。

KHUMBU 30は本来軽登山やトレッキング向けのバックパックということもあり、背負った時に体にフィットする形状であり、さらに腰ベルトの造りがよく背負ったときの負担を軽減してくれるため長時間背負っても疲れにくい構造です。

また、背中がムレにくい構造になっているため、夏場での使用にも向いています。

バック自体の機能性も良く、荷物を簡単に取り出せる構造になっていたり、腰ベルトの部分に小物を入れたり出来るので便利です。付属品としてレインカバーも付いているので雨の日も安心です。
私自身10年以上MILLETを愛用していますが、とにかく背負うのが楽で、機能性も抜群、また長く使えることもあり、心からオススメできるブランドです。

2. patagonia / REFUGIO DAYPACK 30L

容量(L)30
重量(g)795
寸法(cm)48 x 31 x 17
おすすめ
ポイント
シンプルかつ軽量
大きく開くメイン収納
PCホルダ付き
Amazon評価
(評価者数)
4.5(11)
価格 14,470円

patagoniaのカジュアルなバックパック。

旅行だけでなくジム通い、買い物など様々なシーンで活用できるバックです。

余計な機能は排除したシンプルなデザインで使い勝手が良いのは間違いありません。

3. Coleman / SHIELD 35 + 2 LAYER

容量(L)35
重量(g)1,200
 寸法(cm)54 x 34 x 18
おすすめ
ポイント
大きな収納力
2コンパーネント
防水素材使用
Amazon評価
(評価者数)
4.5(197)
価格 11,080円

SHIELD 35 + 2 LAYERはまず何より見た目が他のバックパックと異なり、角張っており非常にスタイリッシュです。

また、名前の通り、35Lと収納力が高く、また2レイヤーとなっており、収納しやすいところもポイントです。

防水性も高く急な雨にも安心です。

4. MILLET / KULA 30

容量(L)30
重量(g)830
寸法(cm)51 x 30 x 19
おすすめ
ポイント
充実した調整ベルト
使い勝手の良い外収納
多様なシーンで使えるデザイン
レインカバー付き
Amazon評価
(評価者数)
4.5(802)
価格11,727円

MILLETのKULA 30は通常のMILLET製バックパックに比べて非常にシンプルに設計されており日常で使えるデザインとなっています。

トップには小物が収納でき、一番外側のポケットにはタブレットサイズの物が収納できるのでシンプルながらも機能性豊かな造りとなっています。

また、日常使いのデザインでありながらレインカバーも付属しており雨の日も安心です。

5. karrimor / dale 28 Medium

容量(L)28
重量(g)940
寸法(cm)
背面長(cm)
60 x 30 x 24
47
おすすめ
ポイント
充実した調整ベルト
背面3D構造
ヒップポケット
レインカバー付き
Amazon評価
(評価者数)
4.1(20)
価格16,500円

日本でも人気の高いKarrimorの28Lモデル。

デザイン性が高く、日常使い用としてもおすすめです。

また、機能性も抜群に優れています。

腰ベルト部分に小物を入れることで、いちいちバックを下ろして荷物を取り出す必要がなかったり、荷物へのアクセスが便利です。コンパートメントの数も多く収納性にも優れています。

レインカバーも付属されているので、雨の日も安心して使えます。

6. THE NORTH FACE / Extra Shot

容量(L)30
重量(g)1,080
寸法(cm)52 x 33 x 19.5
おすすめ
ポイント
使い勝手の良い外収納
多様なシーンで使えるデザイン
PCホルダ付き
Amazon評価
(評価者数)
4.6(109)
価格14,849円

THE NORTH FACEのExtra shotは日常使いに適したデザインながらも機能性も高いバックパックです。

ポケットが多く収納には困らないデザインになっています。

両サイドのポケットは締め付けタイプなのでペットボトルはもちろん、落としやすい折りたたみ傘などもしっかりと押さえつけてくれるため使い勝手が良い造りになっています。

7. Gregory / Journeyman

容量(L)30
重量(g)1,370
寸法(cm)49 x 29 x 18
おすすめ
ポイント
充実した調整ベルト
多様なシーンで使えるデザイン
両面開き可能
Amazon評価
(評価者数)
4.7(5)
価格33,000円

人気の高いGregoryの容量30Lのバックパック。

最大の特徴はスーツケースのように両面開きができるメインコンパートメントでパッキングがとても楽にできるようにデザインされています。

またスクエア型の外観のため30Lの容量がありながらコンパクトに見えるのも特徴です。

トップポケット、サイドポケットもしっかりと付いており、パスポートなどの小物を手早く取り出せるのも便利です。

もちろんPC収納ポケットもあり、A4サイズ程度(15インチ)まで収納可能です。

両面開き

Gregory両面開き例
出典:Amazon

8. karrimor / tribute 40

容量(L)40
重量(g)1,230
寸法(cm)55 x 32 x 26
おすすめ
ポイント
使い勝手の良い外収納
多様なシーンで使えるデザイン
PCホルダ付き
レインカバー付き
Amazon評価
(評価者数)
4.6(94)
価格16,763円

まずデザインがシンプルかつ洗練されており、ビジネスから旅行まで幅広いシーンでの使用が可能です。

機能面でも幅広いシーンでの活用を前提とした設計がなされています。

また、セキュリティー面で安心なロッカブルジッパーや、使い勝手の良いサイドコンプレッションなどまさに痒いところに手が届いたバックパックです。

9. Columbia / Pepper Rock 30L Backpack

容量(L)30
重量(g)935
寸法(cm)51 x 32 x 17
おすすめ
ポイント
撥水加工
背面3D構造
多様なシーンで使えるデザイン
PCホルダ付
Amazon評価
(評価者数)
4.5(42)
価格12,001円

ほしい機能を充実させながらも1kgを下回るほど軽量なColumbiaのバックパック。

LCC機内持ち込みにはピッタリのサイズ感です。

撥水加工、背面3D構造、ヒップベルトなど旅先での持ち歩きが楽になる機能も豊富です。

価格も同クラスに比べると低くコスパがとても高いバックパックです。

10. Cabin Zero / Classic 44L

容量(L)44
重量(g)810
寸法(cm)51 x 36 x 19
おすすめ
ポイント
大容量
軽量
両面開き可能
低価格
Amazon評価
(評価者数)
4.6(61)
価格19,000円

人気ブランドキャビンゼロのバックパック。

こちらも44Lと大容量。

スーツケースのように両面開きにできるためパッキングが楽にできます。

ビジネスバック的に横に持ち手が付いているので、横持ちもできるのも何かと便利です。

PCも収納できますが、他のバックに比べて保護性能はないので、専用のケースに入れておいた方がいいでしょう。

驚くべきはこれだけの容量でありながら0.76kgと非常に軽量であることです。

まとめ

気に入ったバックパックは見つかりましたか?

ちなみに、バックパックだけでなく「機内に持ち込めるスーツケース10選」も記事にしているので合わせてどうぞ。

また、バックパック以外にも旅行に役立つ情報を記事にしているので、よかったら参考にしてみてください。