この記事では、中国で6年間生活した筆者が中国旅行中に食べておいた方が良いおすすめの本場の中華料理を5つ紹介していきます。
選定にあたり筆者自身が駐在員時代に数多くの日本人出張者を接待し、本場中華料理初心者にも評価の高かった料理のみを選定しました。
中国旅行に行く際はぜひお試しください。
火鍋(重慶火鍋、老北京火鍋)
火鍋は辛いスープで有名なの重慶火鍋と辛くないスープの老北京火鍋の2種類があります。
重慶火鍋は辛いスープと辛くないスープがセットになっている鸳鸯锅(写真)がおすすめです。
重慶火鍋の場合は牛や豚の肉、内臓系などを具材として多く使用します。
辛いもののクセになる美味しさなので、中国全土で大人気です。
どこでも食べることができるのでぜひお試しください。
注意点としてはあまりにも辛く、お腹を壊すことがあるので、食べ過ぎにはご注意ください。
老北京火鍋はムスリムや回族の食文化の影響を受けており、主に羊や牛のしゃぶしゃぶ肉を食べる火鍋です。
シンプルな白湯でしゃぶしゃぶした肉をゴマだれなどにつけて食べるスタイルです。
また、羊の串焼きや羊の餃子などセットで注文して食べるのも老北京火鍋ならではの特徴です。
イスラム料理店などでも頂けます。
飲茶
飲茶(点心)といえば広東省周辺が特に有名です。
中国では残念ながら広東省以外の地域にはあまり広まっておらず、高級ホテルなどでしか食べることができません(鼎泰豐なら各地にあります)。
南方に行く際にはぜひ食べてほしいです。
味付けも薄味で日本人好みです。
広東省内で広く展開しているチェーンとしては武林厨神が有名です。
百度マップなどに入力して訪問してみてください。
また、広東省内であれば高い確率でホテルの2階などに飲茶のレストランが入居していますよ。
蘭州ラーメン
中国国内の麺料理で最も有名なのは蘭州ラーメン(牛肉ラーメン)です。
兰州拉面(lanzhou lamian)と書きますが、中国各地に同じようなお店があるので、路地を歩けば見つかるはずです。
牛骨ベースの透明なスープに入れられた手延べ麺がもちもちとして美味しく、日本のラーメンよりあっさりとしています。
北京ダック
北京ダックも非常にポピュラーな料理で、中国各地で食べることができます。
最も有名なレストランは全聚德という北京を中心に展開するチェーン店ですが、正直クオリティーはそこまで高くないので、ホテルに入居しているレストランがおすすめです。
湖南料理全般
湖南料理は中国ではかなりポピュラーな料理で、四川料理は麻辣(痺れる辛さ)、湖南料理は辣(辛さ)で知られています。四川料理で使われる山椒が湖南料理は使われておらず、辛いながら日本人でも食べやすい料理です。
料理の種類も大変豊富で、特におすすめなのは农家小炒肉(写真)、外婆菜、竹笋炒肉です。
中国各地に湖南料理店はあるのでぜひお試しください。
まとめ
中国旅行の醍醐味の一つは食事です。
ぜひ中国に行く際には美味しい本場の中華も試してみてください。
ちなみに、中国に関わる情報は以下の記事にまとめているので、中国旅行に役立つと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。