この記事では深センの交通機関や観光地のロケーションを解説した上で、おすすめの宿泊エリアを選定、エリアごとにおすすめのホテルを5つずつ紹介します。
また、予算に合わせてホテルが選べるように、エリアではなく料金別でもおすすめのホテルを5つずつ紹介します。
この記事を読めば希望のホテルは見つかるはずです。
この記事では前半で交通機関、観光地などのロケーションを紹介し、おすすめの宿泊エリアを選定します。
後半ではエリア別のおすすめのホテル紹介と、エリアを踏まえず高級・中級・格安の3つの料金レベルに分けておすすめホテルの紹介を行います。
エリア別ホテルは高級ホテルを多く選定しているので、なるべくコストを低く抑えたい場合は一番下の格安ホテルまで一気に飛ばしてください。
選定者の紹介
ホテルを紹介するに当たって簡単に僕個人の紹介をします。大学時代の09年中国北京に留学、社会人でも5年間中国に駐在しており、中国情報に精通しております。また大学時代は地理学系であったため地理関係情報には強く、中国 x 地理の知識を踏まえてベストなホテルを選定しています。
僕自身、中国の広州に駐在していた関係で深センには何度も訪れていたため現地事情も十分に把握しているので、最適なホテルを選定することが可能です。
交通ハブ・観光地の位置関係
まずは交通ハブと観光地の位置関係をざっくりと把握しておきましょう。
Google Maps上の地図情報にはかなりの不足があるため、百度地図で位置を確認することをおすすめします。また、Googleの各サービスを始めYahoo、Youtube、Facebookなど海外のウェブサイトには中国国内からはアクセスできない状態なので、注意が必要です。中国ネット事情(VPN)に関する記事はこちら。
百度地図へのリンクはこちらです。下の地図と並行して見て頂くとよりわかりやすいと思います。
主要交通ハブ
- 香港国際空港
日本から深センへの直行便はあまりなく、おそらく深センを訪れる多くの人が香港国際空港経由で深セン入りされるのではないかと思います。
香港国際空港からはフェリーやバス、地下鉄などあらゆる方法での深セン入りが可能です。
- 深セン宝安国際空港
日本からは成田、関空からの直行便があります。市内へは地下鉄、バスまたはタクシーでの移動が便利です。
ただし深センは渋滞が激しいため余裕をもった移動をおすすめします。
なお、混んでない場合タクシーで空港から南山中心部まで約30分、福田中心部まで約40分、羅湖中心部まで約50分ほどです。
- 深セン北駅
深センにおける鉄道のメインターミナルです。
中国各地各地から高速鉄道で深セン入りする場合は深セン北駅が入り口となります。
市内へは地下鉄での移動が便利です。
タクシーでの移動の場合は注意が必要で、深センのタクシーは渋滞回避のため色で走行エリア分けされています。
市内へ行く場合は赤色のタクシーに乗りましょう。
- 深セン駅
地下鉄羅湖駅直結の深セン駅は広州ー香港九龍間の列車の停車駅でもあります。
- 福田駅
18年9月に開通した香港西九龍駅と中国各地を結ぶ高速鉄道の通過駅です(深セン北も同様)。
香港西九龍駅と約14分で結ばれる非常に便利な交通手段です。
香港から深センに行く場合一番楽な移動手段です。
- 各イミグレポイント
香港との境界にはイミグレーションが設けられており、香港から深セン入りする場合イミグレを通過する必要があります。
福田口岸、羅湖口岸の2つのイミグレでは香港市内から地下鉄でイミグレまで行けて、深セン入りしてからも地下鉄駅がすぐにあるので移動は便利です。
- 蛇口港
香港国際空港や香港フェリーターミナルからフェリーで深セン入りする場合は蛇口港が入り口になります。
蛇口港は南山地区の半島部分にあるため、南山中心地へのアクセスは便利ですが、福田地区や羅湖地区へは30分以上かかります。
主要観光地(おすすめピックアップ)
ご察しの通り・・・
ご察しの通り、深センにはあまり観光名所というのがありません。
深センは元々小さな農村でしたが改革開放政策により大都市に変貌した経緯があります。
そのため歴史のある観光地はありません。写真は1980年と2017年の比較になります。
それでもなお深センは一度は訪れるべき観光地です。
なぜなら深センはアメリカ・シリコンバレーに並ぶテクノロジーの都市であり、東京をはるかに凌駕する超近代的な都市風景やAlipayやofo、Didi、Meituanに代表される一般化された情報テクノロジーは一見の価値ありです。
香港や広州からの日帰りや1泊の滞在でも見て回れるので、セットでの訪問がおすすめです。
また香港からイミグレを徒歩通過し深セン入りするという体験もアトラクションとしては面白いのでおすすめです。
おすすめエリアとホテル選定基準
宿泊におすすめなエリアと理由
おすすめエリアは羅湖周辺、福田周辺、南山周辺の3つのエリアです。
羅湖周辺
羅湖(Luohu)は深センでは最も早くから発展した地域です。
香港とを結ぶイミグレのある羅湖口岸もすぐ近いので香港への移動は非常に便利な立地です。
新しいホテルも増えて来ていますが、古いホテルも多く、高級から低価格帯まで幅広いクラスのホテルがそろっています。
福田周辺
福田(Futian)は発展する深センの中心地と言える場所です。
中心部には高層ビルが建ち並び東京の丸の内のような場所です。
深セン市内の交通の要所にあり、羅湖、南山方面や深セン北駅や香港へのアクセスにも便利な場所にあります。
中心地ということで高級ホテルが集中しており、福田周辺のホテルの料金は深センで一番高い水準です。
南山周辺
南山(Nanshan)は深セン大学周辺にIT企業が多く進出しており、深センの中では今最も発展している地域です。
福田との中間地帯にはテーマパークが集中しており、この周辺は家族連れでの滞在がおすすめです。
半島部は高級住宅地で海岸からも近いことからリゾートタイプのホテルなどもあり、深セン市内の中ではのんびりと過ごせる地域です。
おすすめホテル選定の基準
僕がホテルをおすすめする基準は以下の通りです。
- 飲食店・モールなど周辺環境が充実
- 交通機関が発達し各地へのアクセスが便利
- Booking.comで10点中8.0点以上の高評価
- 外国人でも安心して宿泊できる(日本人の宿泊も多い)
エリア別おすすめホテル5選
羅湖周辺のおすすめホテル5選
詳細はこちら
福田周辺のおすすめホテル5選
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南山周辺のおすすめホテル5選
詳細はこちら
価格別おすすめホテル5選
2万円以上のおすすめ高級ホテル
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1〜2万円のおすすめ中級ホテル
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1万円以下のおすすめ格安ホテル
- Crystal Garden:南山
- Grand Soluxe Zhongyou Hotel Shenzhen:南山
- Chengjia Apartment Nanshan Metro Station:南山
- Shenzhen Easun North Hotel:福田
- Jinjiang Inn Shenzhen Fumin Road:福田
詳細はこちら
まとめ
上で紹介したホテルはいずれも深センのホテルの中でユーザー評価の高いホテルです。
ホテル選定では信頼の置けるホテルブラントであることや評価が高いこと、環境に最適なロケーションであることを考慮しホテルを選定しています。
上で紹介した以外のホテルも見てみたい場合は以下のリンクからどうぞ!
ホテル予約サイトで深センのその他のホテルをチェックする
(以下より深センのページにリンクします。)