この記事では元武漢駐在員の私がおすすめする武漢観光にぴったりのホテルを5つ紹介します。
私は4年半ほど武漢で暮らしていましたので、交通機関・観光地などの情報は網羅しています。
週末にはホテル巡りが趣味の僕が個人的に市内のホテルに宿泊していましたので、ホテル内の実情も把握しております。
見てきた全ての情報を踏まえた上でベストなホテル5つを紹介します!
武漢に旅行に行く予定だけど、初めてだしどこに泊まればいいかよくわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
まず簡単に交通ハブ・観光地の位置関係を把握し、おすすめの基準を明らかにした上で5つホテルを紹介します。
交通ハブ・観光地の位置関係把握
まずは交通ハブと観光地の位置関係をざっくりと把握しておきましょう。
Google Maps上の地図情報にはかなりの不足があるため、百度地図で位置を確認することをおすすめします。また、Googleの各サービスを始めYahoo、Youtube、Facebookなど海外のウェブサイトには中国国内からはアクセスできない状態なので、注意が必要です。中国ネット事情(VPN)に関する記事はこちら。
百度地図へのリンクはこちらです。下の地図と並行して見て頂くとよりわかりやすいと思います。
主要交通ハブ
- 武漢天河国際空港
日本からも直通フライトあり。
ANAが成田ー武漢便を運行中。
地下鉄2号線(ピンク色)で市内中心部までいける。
市内への移動は地下鉄の他、タクシ、バスがある。
武漢へのフライトは春秋航空日本がお得!こちらの記事もどうぞ!
【成田発着】LCC春秋航空日本<SPRING JAPAN>で行ける中国全4都市徹底解説
- 武漢駅
北京・広州・上海方面から武漢入りする高速鉄道の駅。
市の外れにあり周辺への宿泊はおすすめしない。
市内には地下鉄4号線(黄緑色)でいける他、タクシもある。
- 漢口駅
上海方面・内陸部から武漢入りする高速鉄道の駅。
市内中心地に位置する。
地下鉄2号線(ピンク色)が通っている。
- 武昌駅
湖北省内や夜行列車が多い印象。
地下鉄4号線(黄緑色)・7号線(オレンジ色)が通っている。
主要観光地
黄鶴楼・戸部巷・武漢長江大橋は近いので3つまとめて周りましょう。
近場の駅は4号線(黄緑色)復興路駅と7号線(オレンジ色)小東門駅です。
おすすめはまず黄鶴楼内を見学した後、戸部巷で食べ歩き、長江大橋を少し歩いて引き返すのが良いでしょう。
渡り切ると地下鉄の駅がありません。
タクシーでよければ問題ないですが。
4号線(黄緑色)の東亭駅から真っ直ぐ東湖側に向かって歩きましょう。
手前に湖北省博物館もありますので合わせて見学するのもおすすめです。
東湖はその裏にあります。
江灘・江漢路歩行街も合わせて周りましょう。
おすすめは2号線(ピンク色)循礼門駅で下りて、そのまま川沿いの江灘まで歩いて行くことです。
おすすめホテル5選
ホテルおすすめ基準
僕がホテルをおすすめする基準を以下に挙げます。
- ホテルから公共交通機関までが近い
- ホテル周辺に飲食店が充実している
- 価格が現実的(15,000円程度を限度に)
- 外国人でも安心して宿泊できる(日本人の宿泊も多い)
- 上記の主要交通ハブ・主要観光地へ公共交通機関を使い容易にアクセスできる
尚、武漢のホテルの特徴としては他の地域に比べて圧倒的に安い価格で5つ星ホテルに泊まれることです。
日本だとなかなか難しいので、武漢に来た際はホテル自体も楽しむのがおすすめです。
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おすすめホテルの位置関係
以下で参考に最安値水準の価格を示しておりますが2018年12月12日時点のものですので変動があります。
地図中ホテル名は赤で示しています。
- Shangli-ra
- Dorsett
- Wanda Realm
- New World
- Hilton
詳細は下へ。
1. Shangri-la Hotel, Wuhan(武汉香格里拉大酒店)
言わずと知れたシャングリラホテル。
そして武漢のシャングリラは世界でも最安値なのでは?と武漢日本人界隈では言われるくらい安いです。
価格は約12,000円〜と信じられないレベルです。
ホテル自体は多少古いのですがアメニティーは5つ星とあって全く問題ありません。
また、日本人駐在員が多く暮らしていることもあり、ホテル内に日本食があるというのも安心です。
すぐ脇の路地に入っていくと、日本料理屋、日式スナックの他ローカル食も豊富ですので夜も困りません。
ホテルの立地もかなり良く空港からの距離が一番近いホテルです。
タクシーであれば20〜30分程度です。
徒歩1分の最寄駅は3号線(茶色)、6号線(緑色)、7号線(オレンジ色)の交差する香港路駅ですので、市内各地へのアクセスは抜群です。
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2. Dorsett Wuhan(武汉帝盛酒店)
武漢の繁華街江漢路近くにあるホテル。
多少ごみごみした街中にあり、建物自体もそんなに新しくはありません。
その分立地とコスパは最高です。
ホテルの受付にも日本語が話せる人がいましたが、今日現在在籍しているかは不明です。
立地は2号線(ピンク色)、6号線(緑色)が交差する江漢路駅から3分ほど。
2号線は直接空港、漢口駅にアクセスできる上長江の反対側の武昌地区へもアクセス抜群です。
ホテル周辺はレストランも多く昼夜の食事には困ることはないでしょう。
ちなみにホテルの3階だったか4階に日式カラオケがありますよ。
コスト面ですが圧倒的に安いです。
1泊約5,000円〜です。アメニティは他のホテルには劣りますが、周辺環境や各方面へのアクセスを考えるとかなりおすすめです。
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3. Wanda Realm Wuhan(武汉富力万达嘉华酒店)
大連ワンダグループが運営するワンダレルムホテル。
ワンダグループ特有の高級感満載のホテル。
かなり新しいホテルながら価格は約12,500円〜。
立地も良く新たに整備された観光地である楚河漢街脇にあるため、食事には困りません。
日本食はローカル化していますが・・。
東湖、武漢大学なども徒歩圏内になります。
最寄駅は地下鉄4号線(黄緑色)で武漢駅、武昌駅を始め各観光地へのアクセスも抜群です。
ちなみに、このホテルの向かいに同じくワンダグループのWanda Reign Wuhan(瑞华酒店)がありますが、こちらの方が少なくとも5,000円くらいは高いです。
評価はいいですが。
僕自身いろんなホテルに泊まりましたがワンダレルムホテルで十分だと思います。
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4. New World Wuhan Hotel(武汉新世界酒店)
武漢中心地にある新世界ホテル。
武漢といえば新世界ホテルというくらい有名なホテルです。
2018年9月時点で隣に大規模なショッピングセンターを作っていたので、それが完成すれば更に便利になるでしょう。
価格は約11,500円〜。
ホテル出てすぐにスタバがあるのがありがたいのと、そのスタバを過ぎて通り沿いに行くと八雲という日本料理店もあります。
こちらは武漢でも駐在員評価がとても高い日本食なので中華に飽きたときにはおすすめです。
周辺はショッピングセンターもあります。
武漢国際広場では高級ブランドが多く入居していますし、無印良品なんかもあります。
最寄駅は2つあり、1つ目が1号線(青色)利済北路駅、2つ目が2号線(ピンク色)中山公園駅です。
どちらも多少遠いのが難点です。
路線自体は便利なので、交通ハブや観光地までのアクセスは楽です。
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- Expedia
5. Hilton Wuhan Riverside(武汉世茂希尔顿酒店)
有名なヒルトンホテル。
武漢のヒルトンは開店したばかりの非常に新しいホテルです。
長江沿いの高層ホテルなのでもちろん売りはリバービューです。
価格は約14,000円〜とヒルトンにしては驚くほど安いです。
周辺があまり発展していないのが難点ですが、正面玄関出て右に3分ほどで飲食店メインのかなり新しいモールがあります。
目の前の長江沿いを散歩すれば長江大橋と黄鶴楼が良く見えます。
最寄駅は4号線(黄緑色)攔江路駅は徒歩5分ほど。
黄鶴楼の最寄駅である復興路駅までは1駅だけです。
また江漢歩行街や江灘までも乗り換え1つで行けるので、観光するには便利な立地にあります。
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まとめ
ということで、おすすめのホテルを紹介してきましたが如何でしたか?
ぜひ武漢で三國志の世界に触れてみてください。そして間近で見る長江も雄大で一見の価値ありです!