続きです。
旅行記
農作業の合間に撮った馬の写真。
お母さん馬にぴったりと寄り添う子供馬が可愛かった!
夕方、ヤギ達を家まで連れて帰ります。
まるで遊牧民になった気分です。
最終日の朝子供たちの写真を撮りました。
笑顔が素敵過ぎる・・・みんな元気かな〜
宗教的理由が大きいのでしょうが、イスラム圏の既婚女性は非常に物静かです。
既婚女性が夫以外の男性と話ことをあまり良しとしないのかもしれません。
こちらの女性も非常に物静かでしたが、帰る直前に流暢な中国語で話しかけてくれました。
僕と同じく19歳ということでした。
若くして妻として、母として家庭を支えているのは立派だと思うとともに、こんなに早く家庭に入ったのかという思いがぶつかり、複雑な感情を抱いたのを今でも覚えています。
帰りはバイクに3人乗りしてバス乗り場まで連れて行ってもらいました。
ウイグルでの最後の食事はポロというピラフのような料理です。
お祝いのときなどによく食べるようです。
蘭州の写真です。
列車の乗り換えで1泊しました。
蘭州から望む黄河です。
黄河の面白いのは下流に行くと灌漑などで河幅が狭くなるところです。
鄭州でも黄河を見ましたが蘭州よりも水量が少ないのが印象的です。
蘭州を出た列車は内モンゴルを走り北京に到着しました。
アクスから4日間かけて北京に戻ったとき、全身を襲う疲労感、無事帰って来れたという安堵感に満たされました。
そしてウイグルで過ごした日々は日常とは全くかけ離れた別世界で、10年経った今でも僕の心を捉え続けています。
2019年現在、再度ウイグル訪問する機会は訪れていないわけですが、いつかまた訪問を実現したいと思います。
その時は聖地カシュガルに行き、そこから中央アジアの国々を巡ってみたいと思い巡らせています。
以上でウイグル旅行記は終了です。
非常に長い記事となりましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。
ウイグル旅「トルファン編」や「鉄道移動編」はこちらのリンクよりどうぞ。