この記事では、
- 荷物の減らし方がわからない人
- LCCで機内持ち込み荷物だけに納めたい人
- 海外旅行になるべく少ない荷物で行きたい人
こんな悩みを持った人に役立つ荷物を減らす13のコツを紹介しています。
ミニマリストの僕が出張族だった海外駐在員時代のノウハウを総結集しましたので、男女関わらず使える実用的なコツなのでぜひ参考にしてみてください!
構成は以下の通りです。
ページコンテンツ
荷物を減らす13のコツ
- 荷物を機内持込サイズのバックパック1つにまとめる
- サブバックは1つだけに絞る
- 衣類は速乾性製品に絞り、何泊でも3セット以内に
- 古い服を持っていき旅先で使い捨て
- アウターは防水性能のあるウインドブレーカー1つに絞る
- ズボンは2本までに、内1つはスポーツタイプ
- 靴は歩きやすいもの1足とサンダルのみ
- ペーパーレスを徹底する
- デバイス系はコンパクトに
- 長財布はNG
- 化粧品は100ml以下の詰め替えボトルへ
- ジップロックを駆使する
- 荷物を減らす重要なマインド
ひとつずつ解説していきますね。
1. 荷物を機内持込サイズのバックパック1つにまとめる

MILLET / ELIUM 30
機内に持ち込めるサイズはだいたい35〜40Lのバックパックになります。先に入れ物を決めてしまうのが荷物を減らす最も手っ取り早い方法です。それ以上入らなければ減らすしか無いですからね。
また、機内持込サイズは基本的には7kgです。ということで容量と重さの規定を設けることで工夫が生まれてくるわけです。
バックパックに入れる荷物選びのポイントは、
- よりコンパクト
- より軽い
- 多機能
この3点です。
また、機内に持ち込めるサイズにするメリットは他にもあります
- LCCなどで追加料金がかからない
- ロストバゲージの心配なし
- 手荷物受け取り場で待たされない
- 荷物が破損する心配なし
なお、スーツケースではなくバックパックをおすすめする4つの理由は
- 荷物が取り出しやすい
- 道が悪くても移動がラク
- 両手が空くので写真が撮りやすい
- より軽量化ができる
僕も色々試してきましたが、どうしてもスーツケースの方が重くなる上、荷物を取り出すのが面倒なのでバックパック1つに絞った方がラクでいいですよ。
LCC全16社の機内持込の基準と持込可能なおすすめのバックパック(選んだ10個全て1.5kg以下の軽量バックです)を以下の記事で詳しく書いているので合わせてどうぞ!
バックパックに荷物をホールドしましょう。上着やサンダルをホールドしたり、ウエストポーチとリンクさせたりできます。こうすると、バック内の物が取り出しやすくなり利便性が上がります。
2. サブバックは1つだけに絞る

Karrimor / VT hip bag CL
荷物を少なくするためにサブバックは1つだけにしましょう。
サブバックの使い方は、現地観光中に貴重品やカメラなどを入れて持ち歩く用です。
メインのバックパックは宿泊先に置いておけばいいですね。
サブバックとしておすすめなのはウエストポーチかショルダーバックです。
理由としては、
- 盗難のリスクが低い
- 移動中はバックパックに収納できる
- 滞在先観光地で財布やカメラなどすぐに取り出せる
- 観光中に必要なスマホ、財布、カメラ、サングラス等が入るちょうど良いサイズ感
また、ナップサックはおすすめではありません。
理由としては、
- 物が取り出しにくい
- 簡単に開けられるため防犯性が弱い
- 体に固定されていないのでスリに気づきにくい
なお、特に治安が悪い地域ではシークレットウエストポーチを使うのもおすすめです。

現金の一部やクレジットカードをシークレットウエストポーチに入れておけば安心ですね。
くれぐれも人前で見せないように。
3. 衣類は速乾性製品に絞り、何泊でも3セット以内に

速乾性のものにする理由としては、
- 軽く、かさばらない
- 洗濯してもシワになりにくい
- ホテルで洗濯して翌日には乾いている
- パジャマとして着てもシワにならない=次の日もそのまま着れる
1週間以上の旅行でも下着と靴下は3セットがデフォルトです。3セットあれば1日2セット使っても常に1セット余るので毎日洗濯をすれば服が不足するという状況にはならないからです。
基本的に衣類が荷物の中で一番かさばるので、3セット以上持っていかないことで荷物を大幅に減らすことができます。
また衣類は旅行先でも購入できるので万が一不足が発生したら現地で購入しましょう。
速乾性衣類のおすすめブランド
- ユニクロ / AIRism :下着最強
- NIKE / Dri-FIT :シャツ・ハーフパンツはおすすめ
- mont-bell / ウイックロン :速乾性ソックス
NIKE等のハーフパンツはインナーとアウターが一体型になっているので、暑い地域に行く場合は一体型にすることでインナー(パンツ)を減らすことが可能です。

インナーとアウターが一体化
4. 古い服を持っていき旅先で使い捨て

タンスの奥に眠っている古いTシャツや靴下、下着はありませんか?
日常で使う機会がもう無いのであれば旅行に持っていき使い捨てしましょう。
使い捨てた分バックにスペースができますので、そこにお土産を詰め込んで帰りましょう。
5. アウターは防水性能のあるウインドブレーカー1つに絞る

THE NORTH FACE / Mountain Light Jacket
夏でも冬でもアウターは1つに絞りましょう(寒冷地帯は除く)。アウターは特にかさばるので多機能な製品を1つだけ持っていきましょう。
多機能製品として絶対的におすすめなのはGORE-TEX(防水)加工されたウインドブレーカーです。
理由としては、
- 雨・風に強い
- 小さく丸めることができる
- インナーを変えることで保温性を調節できる
- フリースなどと一体化させることであらゆるシーズンに対応
- フォーマルにもカジュアルにも合わせやすい
6. ズボンは2本までに、内1つはスポーツタイプ
ズボンは2本までに
2本に収めるコツとしては、ブラック、モスグリーン、ネイビーなどの地味な色にすることです。
地味な色ならどんな上着にも合わせやすい上、汚れが目立たないのでズボンをたくさん持っていく必要性が無くなります。
1つのズボンをスポーツタイプにするメリット
- 動きやすい
- 速乾性がある
- フライト中などでもくつろげる
というメリットがあります。
夏場などはスポーツタイプのハーフパンツが特におすすめです。洗濯して使い回せるので荷物を少なくまとめることができます。
またスポーツタイプのポケットにチャックがついているものは防犯上なお良しです。
7. 靴は歩きやすいもの1足とサンダルのみ
靴も思いの外かさばるので街歩き1足、サンダル1足にまとめましょう。
常に1足ははいているのでバックのスペースを確保することができます。
靴

NIKE / MD RUNNER 2
旅行中は1日平均10,000歩以上歩くことが多く、足に負担の少ないウォーキングシューズがおすすめです。
また、選ぶ靴は防水か速乾性のどちらかにした方がいいわけですが、
- 防水の靴はは水に強いが、重く蒸れやすい欠点がある
- 速乾性の靴は軽く蒸れにくいが、靴の中が濡れやすい欠点がある
僕の場合、夏場は速乾性を、冬場は防水を選ぶようにしています。
サンダル

LUNA SADALS / MONO 2.0
サンダルは夏冬関わらず以下のシーンで使えます。
- フライト中、足を休めるときに靴から履き替え
- ホテルに戻ったあと、コンビニまで買い物に行くとき
- 靴が濡れたときやビーチなど水に入るとき
なお、サンダル自体でも街歩きができる機能性の高いものがおすすめです。上の写真にあるMONO 2.0はランニングもできる優れものです。
8. ペーパーレスを徹底する

パスポート以外のあらゆる紙媒体は置いていきましょう。
- 小説・マンガ・語学本→電子書籍で対応
- 観光ガイド→ウェブページのPDF化や紙媒体の取り込みで対応
- チケット、ホテル予約情報もプリントアウトせずPDF化しておく
- 地図→Google Map、オフライン地図ならMaps.me
9. デバイス系はコンパクトに

ゴールはあらゆるデバイス・機能をスマホ1台にまとめることです。
スマホで代替できるもの
- 時計
- 現金
- カレンダー・手帳
- ミュージックプレーヤー
- 上で説明したペーパーレス関係
- カメラ(スマホのカメラで満足できる方のみ)
- パソコン・タブレット(僕は仕事上常に持ち歩きます)
10. 長財布はNG
日本では人気の長財布ですが、海外旅行に持っていくのはおすすめできません。
長財布はかさばる上に、目立つので防犯上最悪だからです。
ミニマムにまとめるならマネークリップを使うのが一番です。
11. 化粧品は100ml以下の詰め替えボトルへ
この100mlの検査だけはどこの空港でもすごく厳重です。
有無を言わせずその場で破棄か預け荷物になりますので事前に100ml以内の詰め替え用ボトルに詰め替えてましょう。
荷物を減らす上でも重要なので、滞在日数に合わせてなるべく小さいものに詰めることができるといいですね。
詰め替えたボトルはジップロックに入れてまとめておきましょう。
12. ジップロックを駆使する
上のリンクのとおり、販売元の旭化成ホームプロダクツ社が旅行でのジップロックを推奨しているほどジップロックは旅行に最適なアイテムです。
なぜジップロックが旅行に最適なのか?
- 中身が見える
- 使い捨てできる
- 圧縮袋としても使える
- 市販の小物入れより軽い
- 世界各地で購入できる・安い
- 耐性・防水性がある(液漏れ、雨などに有効)
また、僕自身旅行に多用しているわけですが、どのように使っているか紹介します。
- 化粧品等を入れる
- 服の小分け袋として使う
- ガジェット系をまとめて入れる
- 濡れた下着や靴下を一時的に入れる
- サンドイッチやクッキーなどの食べ物を入れる
- 観光地でのチケットやレストランでのレシートをまとめておく
- 現地で不要な日本円や各種カードを入れておく(帰国時は空港で中身を入れ替え)
13. 荷物を減らす重要なマインド
ここからは荷物を減らす上での重要なマインドを紹介します。
以下4つのマインドを参考にパッキングしてみてください。
あんまり小分けパッキングしない
細かく分けてしまうとその分袋を使ってしまいかさばる上に、荷物を取り出すのが逆に面倒になってしまいます。
身だしなみに気を使わない
身だしなみにこだわるとどうしても荷物が増えます。
シンプルでも見栄えが悪くならない方向に自身を変えていきましょう。
男性なら髭は剃らなくていいし、ワックスなんかも不要でしょう。
女性なら髪はバンドでまとめたり、帽子でカバーできます。
僕自身普段から身軽になるために身だしなみの面で普段からやっていることは、
- 散髪は家でバリカン
- ワックスは使わない
- 髭は剃らない
- シャンプー・ボディーソープにこだわらない
- コンディショナーは使わない
- 洗顔はボディーソープで
- 歯ブラシは子ども用を使う
- 肌のケアはジョンソンベビーオイル1つ
- 服や靴は買わない(衣類の買い物は年1回もしない)
現地で購入する
どこに行っても基本的な化粧品や服などは販売されています。
念のために持っていこうとしている物は自宅に置いていきましょう。
行く前の徹底的なリサーチが最重要
事前に旅行先の情報をリサーチすることが荷物を減らすキーです。
- 気候
- 天気
- 治安
- 地形
- 食事
- 移動方法
- 先進地域か発展途上地域か
- 歩く距離はどれくらいになるか
これくらいを事前にリサーチしておけば安心です。
まとめ
季節や気候などで多少持っていく荷物は調節が必要ですが、なるべく少ない荷物であれば疲労もリスクも小さいので荷物を減らす工夫をしてみましょう。
テクノロジーが発展しているので、デバイスだけでなく、衣類や化粧品の類もコンパクトになってきました。
このテクノロジーの進歩を積極的に駆使して負担の少ない旅に出かけましょう!
また、海外旅行に役立つ情報を記事にしているので、合わせて参考にしてみてください。
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