この記事では蘇州の観光向けおすすめホテルの紹介をします。
蘇州といえば東洋のヴェニスと呼ばれており、街に水路が巡らされた水の都です。
水路脇の風景にはとても趣があります。
また庭園も多数あり、大都市でありながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
ホテルの選定で重視しているのは値段が15,000円あたりを限度にして、交通が便利でありコストパフォーマンスが高いことです。
詳細なホテルの選定基準は下に記載しておりますので、読み進めて頂ければ幸いです。
選定者の紹介
ホテルを紹介するに当たって簡単に僕個人の紹介をします。大学時代の09年中国北京に留学、社会人でも5年間中国に駐在しており、中国情報に精通しております。また大学時代は地理学系であったため地理関係情報には強く、中国 x 地理の知識を踏まえてベストなホテルを選定しています。
交通ハブ・観光地・ホテルの位置関係
まずは交通ハブと観光地の位置関係をざっくりと把握しておきましょう。
Google Maps上の地図情報にはかなりの不足があるため、百度地図で位置を確認することをおすすめします。また、Googleの各サービスを始めYahoo、Youtube、Facebookなど海外のウェブサイトには中国国内からはアクセスできない状態なので、注意が必要です。中国ネット事情(VPN)に関する記事はこちら。
百度地図へのリンクはこちらです。下の図と並行して見て頂くとよりわかりやすいと思います。
主要交通ハブ
- 上海虹橋国際空港
- 上海虹橋駅
虹橋空港と虹橋駅は隣同士になっています。
虹橋空港には東京羽田から多数便があります。
また上海から蘇州へは虹橋駅より高速鉄道(高鉄)で約30分です。
- 上海浦東国際空港
日本からフライトで来る場合基本的には浦東空港が入り口になります。
空港からバス直接蘇州入りも可能です。
- 蘇南碩放国際空港(無錫空港)
蘇州市内から一番近い空港になります。
日本からは関空便のみです。
- 蘇州駅
- 蘇州北駅
鉄道で蘇州を訪れる場合の玄関口になります。
蘇州駅が旧市街(観光地)から直ぐの場所に位置しており大変便利です。
また郊外観光地へのバス発着地点となっております。
主要観光地(おすすめピックアップ:リンク先は全てトリップアドバイザー)
市内
この3ヶ所は市内中心部にあり徒歩圏内ですのでセットで訪問するのがおすすめです。
拙政園→獅子林→平江路という流れでの訪問がおすすめです。
蘇州には多数の庭園がありますが、拙政園と留園は中国四大庭園の内に入っているので少なくともこの2カ所は訪問しましょう。
こちらの3カ所も距離はそれほど離れていないので、セットでの訪問がおすすめです。
ただ徒歩で回るには距離があるので、タクシーまたはバス、シェアバイクなどでの移動をおすすめします。
山塘街→留園→寒山寺もしくは逆の流れでの訪問をおすすめします。
蘇州駅北側にあります。
中心部からもそれほど遠くないので、バスまたはタクシーでの訪問が便利です。
郊外
蘇州駅からバスで日帰り可能です。
同里古鎮については地下鉄+路線バスでのアクセスも可能です。
規模的には周荘古鎮が大きいですが、5月に行ったときは人でごった返しており、また観光地化が甚だしいため、個人的には同里古鎮をおすすめします。
予約すべきホテルの立地
蘇州駅が他地域からの玄関口であり、郊外観光地への発着点にもなっております。
また、主要観光地は市内中心部(旧市街)を周辺に集めっていることから、蘇州駅南側の旧市街地一体かつ移動の便利な地下鉄駅付近のホテルが観光に最適な立地条件になります。
ちなみに、JTBでは蘇州ツアーがあります。
ご自身での手配に自信がない方はツアーという手も!
おすすめホテル5選
ホテルおすすめの基準
僕がホテルをおすすめする基準は以下の通りです。
- 上記の立地条件に一致
- ホテル周辺に飲食店が充実している
- 価格が現実的(15,000円程度を限度に)
- Booking.comで10点中8.0点以上の評価
- 外国人でも安心して宿泊できる(日本人の宿泊も多い)
ここから上の基準に基づいて紹介をしていきます。
世界最大のホテル予約サイトです。
欧米系のホテルに強いホテル予約サイトです。
Booking.comで5回予約するとGenius会員になれる。
会員になると会員限定のセールスホテルなどが紹介されお得にホテルに宿泊することができます。
おすすめです。
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東南アジアではまずはAgodaを使って調べてみましょう。
中国のCtrip系列とあり中国に強いホテル予約サイトです。
中国国内ホテルの紹介案件数が多いのが特徴です。
中国国内航空券や鉄道チケットも購入可能です。
全体的に価格競争力があるのがExpediaです。
航空券+ホテルのセット予約に力を入れています。
まとめてお得に予約したい場合はこちらで確認してみましょう。
おすすめホテルの位置関係
地図中ホテル名は赤で示しています。
下の地図は市内中心地周辺を示しています。
上の基準に基づいてホテルを1位から5位という形で順位付けして紹介します。
- Hotel Soul Suzhou
- Pace Hotel
- Garden Hotel Suzhou
- Suzhou Sun Plaza Hotel
- Somerset Emerald City Suzhou
詳細は下へ
以下ランキングでは参考として最安値水準の価格を示しておりますが2018年12月12日時点のものですので日にちによって変動があることご了承お願いします。
1. Hotel Soul Suzhou(苏州苏哥利酒店)
蘇州観光で1番おすすめなのはHotel Soul Suzhouです。
高層ビルでは無いので眺めなどは期待できませんが、ホテルの室内は広くて綺麗です。
豪華なホテルでは無いのですが、立地が特に優れています。
市内中心の繁華街も徒歩数分の位置にありながら、繁華街からはわずかに外れているので騒がしくありません。
地下鉄4号線察院場徒歩3分くらいなので各地へのアクセスも抜群です。
また、蘇州駅、拙政園へ送迎もしてもらえます。
価格は約6,800円(朝食込)〜です。
Booking.comでの評価は10点中8.6点となっており、蘇州のホテルの中では上位に入ります。
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2. Pace Hotel(沛喜酒店-苏州人民路店)
2番目におすすめなのがPace Hotelです。
まず価格が紹介する5つのホテルの中で最安値の約4,100円(朝食別:653円)〜となっております。
立地も抜群に良く、地下鉄4号線南門駅から徒歩5分以内です。
周辺にはショッピングモールや飲食店もあります。
ホテルの横はファミマがあり夜でも便利です。
またホテル周辺には盤門や滄浪亭といった観光地もありいずれも徒歩圏内です。
ホテル内もシンプルではありますが、非常に清潔に保たれておりコスパがとても良いホテルです。
Booking.comの評価は10点中9.2点と紹介する中で評価も最高です。
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3. Garden Hotel Suzhou(苏州南园宾馆)
3番目におすすめするのがGarden Hotel Suzhouです。
こちらのホテルはリゾートの雰囲気があるホテルです。
ホテル敷地自体が広く中庭などもとても綺麗です。
市内中心地にありますが、周辺も落ち着いた地域なのでゆっくりと過ごせます。
最寄りの4号線三元坊駅まで約10分と距離が少し遠いのが難点ですが、ホテル前には路線バスが走っているので利用しましょう。
価格は約12,095円(朝食別:2,105円)〜となっております。
Booking.comの評価は10点中9.1点とトップクラスの評価がされています。
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4. Suzhou Sun Plaza Hotel(苏州太阳广场酒店)
4番目におすすめなのがSuzhou Sun Plaza Hotelです。
豪華なホテルではありませんが、室内はゆったりとして清潔です。
それでいて価格は約5,000円(朝食込)〜なのでお得です。
立地も良く地下鉄2号線石路駅徒歩5分以内です。
ホテルの裏には複数のショッピングセンターもあり買い物や食事にも困りません。
若干歩きますが、山塘街や留園が徒歩圏内です。
Booking.comの評価は10点中8.6点となっており評価も高いホテルです。
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5. Somerset Emerald City Suzhou(苏州盛捷绿宝广场服务公寓)
5番目におすすめするのがSomerset Emerald City Suzhouです。
Somersetはアパートメントタイプのホテルなので室内設備が長期滞在もできるように充実しております。
ホテルはショッピングモールに隣接しているので、買い物や食事には便利です。
最寄り駅は地下鉄1号線塔園路駅で徒歩約10分の距離です。
ホテルは市内中心地より少し離れているのが難点です。
価格は約8,200円〜となっております。
Booking.comの評価は10点中8.8点と非常に高い評価です。
中心地から離れたホテルの中では1番のおすすめです。
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まとめ
参考になりましたでしょうか?
蘇州の主な観光地は旧市街に集中しており、市内中心地のホテル宿泊をおすすめします。
ただし、蘇州にある高級ホテルのほとんどが郊外型のため利便性は悪く、僕自身あまりおすすめできないということやBooking.comでの評価も中心地のホテルの方が高く評価されており今回は有名どころの高級ホテルを紹介しておりません。