この記事では元中国駐在員の僕が襄陽市のおすすめのホテルを紹介します。
僕は駐在員時代に月1回のペースで4年間武漢から訪れていたので、ホテル事情から周辺環境まで網羅しております。
襄陽といえば、三國志で有名な漢江が流れ、漢江に囲まれた地点には襄陽古城があります。
また諸葛亮孔明の出身地としても有名です。
また日産の工場をはじめ日系企業も比較的多く進出している地域であるため、ここでは観光に絞らず、出張でも使えるホテルという視点でおすすめのホテルを選択します。
交通ハブ・開発区・観光地の位置関係
まずは交通ハブと観光地の位置関係をざっくりと把握しておきましょう。
Google Maps上の地図情報にはかなりの不足があるため、百度地図で位置を確認することをおすすめします。また、Googleの各サービスを始めYahoo、Youtube、Facebookなど海外のウェブサイトには中国国内からはアクセスできない状態なので、注意が必要です。中国ネット事情(VPN)に関する記事はこちら。
百度地図へのリンクはこちらです。下の地図と並行して見て頂くとよりわかりやすいと思います。
襄陽位置関係
主要交通ハブ
- 襄陽劉集空港
日本からの直接フライトはありません。
北京、上海、広州、武漢などからのフライトがあります。
非常に小さい空港のためレストランなどはあまり充実していません。
開発区へのアクセスは良く、空港周辺にも多くの企業の進出がみられます。
観光地・市内中心部までの距離は比較的遠くなっております。
- 襄陽駅
- 襄陽東駅
武漢〜西安を結ぶ高鉄ライン上にあります。
武漢から高鉄(動車)で約2時間半。
襄陽発着、襄陽東駅発着が入り乱れているので、チケット予約の際は気をつけましょう。
開発区
日産、東風を中心とした自動車産業が集積しています。
日系企業の進出もあり駐在員も数十人規模でいらっしゃいます。
交通が発達していないので、バスはほとんど走っておらず、タクシーもあまり通りません。
Didiをダウンロードして使うのがベストです。
主要観光地
ここだけは他の観光地と離れているので、タクシーまたはバスで訪問することになります。
#私が見た中国
やはり個人的ベストは襄陽 pic.twitter.com/62NI2SccTW— もずったー@????→現実 (@mozutter) 2018年8月22日
襄陽城、臨漢門公園、昭明台、襄王府緑陰壁は全て近場なのでまとめて周りましょう。
おすすめホテル5選
ホテルおすすめ基準
僕がホテルをおすすめする基準を以下に挙げます。
- ホテルから公共交通機関までが近い
- ホテル周辺に飲食店が充実している
- 価格が現実的(10,000円程度を限度に)
- 外国人でも安心して宿泊できる(日本人の宿泊も多い)
- 上記の主要交通ハブ・主要観光地へ公共交通機関を使い容易にアクセスできる
ただ残念ながら襄陽市は地下鉄が無いため、移動は基本タクシーかバスになります。
旅行・出張前は事前にしっかりと準備して訪問しましょう。Didiが使えれば何も問題ないわけですが・・
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おすすめホテルの位置関係
以下ランキングでは参考として最安値水準の価格を示しておりますが2018年12月12日時点のものですので実際には変動があります。
地図中ホテル名は赤で示しています。
下の地図は市内中心地周辺を示しています。
ランキング
- Crowne Plaza Xiangyang
- Romax City Hotel
- Vienna International Hotel
- Gongxiang International Hotel
- The Minpha Group
詳細は下へ。
日本料理店の位置関係
1. Crowne Plaza Xiangyang (襄阳富力皇冠假日酒店)
異論なしでここが襄陽最高のホテルです。
ここに泊まれば間違いありません。
価格は約8,000円〜と襄陽にしては高めですが、クラウンプラザですのでアメニティー等も襄陽で一番です。
周辺環境も抜群で、まずホテル内に日本食があります。
そしてホテルの隣が万達(ワンダ)広場(大型ショッピングモール)となっており、食事・買い物等便利です。
周辺には日本食数件、日式スナックが数件あり襄陽駐在者のほぼ全ての人がこの周辺に住んでいます。
開発区や観光地へのアクセスも良く、予算が許すのであればクラウンプラザを選択しましょう。
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2. Romax City Hotel(朗曼城市酒店)
大通りを挟んで万達広場真向かいにあるホテルです。
クラウンプラザの次に立地が良いホテルです。
ホテル内アメニティーではクラウンプラザには及びませんが、ホテル内も落ち着いており宿泊する便には全く問題がありません。
価格もクラウンプラザの半額程度の約4,000円〜となっています。
僕が出張で一番良く利用したホテルです。
夜はワンダ広場裏の日本食で食事をした後徒歩でホテルに戻れるのが特にありがたかったです。
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3. Vienna International Hotel Xiangyang Railway Station(维也纳国际酒店襄阳火车站店)
中国でホテルに困ったらとりあえずViennaホテルで!っていうくらい各地にあるホテルです。
クオリティーもチェーン店の中ではアッパーミドルクラスですので悪くありません。
襄陽火车站(鉄道駅)店は襄陽駅が徒歩圏内なのが良いのと、中心地である万達広場までもそんなに離れていないのが良い点です。
開発区や観光地へのアクセスも良いです。
価格は約2,800円〜です。
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4. Gongxiang International Hotel(共享国际大酒店)
立地的には他のホテルに比べると良くないですが、室内は非常に豪華な造りになっており、ホテルでゆっくり休みたい場合はおすすめです。
周辺も市街地化しており日本食は無いもののレストランは多数あります。
価格は約5,600円〜となっております。
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5. The Minpha Group(民发世际大酒店)
新しくできたMinpha Groupは内装が綺麗なのはもちろんですが、万達広場に徒歩圏内(約10分)なのでおすすめです。
価格は約6,500円〜になります。
レベル的にはクラウンプラザとRomaxの中間レベルのホテルです。
このホテルも開発区、観光地へのアクセスは非常に便利です。
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まとめ
参考になりましたでしょうか?
襄陽の情報がインターネットではあまり見つからない上、不正確な情報が多かったので、現地の実際の状況を踏まえて詳しくまとめました。
一番おすすめはクラウンプラザです。
まずハズレは無いでしょう。