この記事では、中国各地に展開している格安ホテルチェーンをランキング形式で5つ紹介します。
記事のターゲットとしては、
- 中国でなるべく安く、かつ安心して宿泊できるホテルを探している人
- ホテルでは基本的に寝るだけという人(アメニティー、ホテル設備は最低限でOK)
選定者の紹介
ホテルを紹介するに当たって簡単に僕個人の紹介をします。大学時代の09年中国北京に留学、社会人でも5年間中国に駐在しており、中国情報に精通しております。また大学時代は地理学系であったため地理関係情報には強く、中国 x 地理の知識を踏まえてベストなホテルを選定しています。
格安ホテル選定の注意点
中国ではあまりに安い宿泊施設や地方都市のホテルでは外国人宿泊不可ということもあります。
ここでピックアップしているホテルについては僕自身がなんども宿泊して問題がなかったホテルチェーンです。
ここで選ぶ5つよりも安いホテルチェーンはありますが、宿泊できないリスクがあるため選定していません。
なお、鄭州に宿泊する場合は格安は狙わず五つ星ホテルを予約した方が良いかもしれません。
以前鄭州に宿泊した際、2件続けて外国人は宿泊できないと言われ、仕方なく高級ホテルに宿泊した経験があります(2018年2月)。
おすすめホテルチェーントップ5
おすすめのホテルチェーンを1位〜5位の順で紹介します。
- JI Hotel(全季酒店)
- Vienna International Hotel(维也纳酒店)
- Lavande Hotel(丽枫酒店)
- City Comfort Inn(城市便捷酒店)
- Home Inn(如家酒店)
1. JI Hotel(全季酒店)
1番おすすめなホテルチェーンはJI Hotel(全季酒店)です。
高級ホテルを除いた中国のホテルチェーンでは一番信頼できるホテルです。
特徴としてはホテルが非常にシンプルで白を基調とした明るい内装なのが特徴です。
価格レベルでいえば格安ホテルの中でも高い部類に入りますがホテルのクオリティーを考えると十分コストパフォーマンスは良いホテルです。
JI Hotelを探す(リンク先はAgoda.com)
- 北京のおすすめはJI Hotel Chaoyangmen Beijing
- 上海のおすすめはJI Hotel Shanghai Huaihai Road Branch
- 広州のおすすめはJI Hotel Guangzhou East Railway Station Branch
- 深センのおすすめはJI Hotel shenzhen shennan Avenue Huaqiang branch
2. Vienna International Hotel(维也纳酒店)
2番目におすすめなのがVienna International Hotel(维也纳酒店)です。
こちらのホテルは高級感を押し出したホテルになりますが、価格自体は低価格帯のホテルです。
館内は広く、室内も清潔なので安心して宿泊することができます。
写真を見ていただければわかりますが、残念な点はホテルのセンスが若干悪い点です。
なお、Vienna International HotelとVienna Hotelが存在しますが同グループのホテルになります。
Vienna International Hotelを探す(リンク先はTrip.com)
- 北京のおすすめはVienna International Hotel Beijing Shouti
- 上海のおすすめはVienna International Hotel Shanghai Railway Station Longmen
- 広州のおすすめはVienna Hotel Guangzhou Beijing Road
- 深センのおすすめはVienna International Hotel Shenzhen Grand Theater
3. Lavande Hotel(丽枫酒店)
3番目におすすめするのはLavande Hotel(丽枫酒店)です。
僕も気に入っており出張の際はよく利用させてもらいました。
ラベンダーをホテルのコンセプトにしており、デザインやシャンプ、ホテル内の香りなど爽やかで過ごしやすいホテルです。
部屋も中国のビジネスホテルの中では利便性を追求してある方なので、日本のビジネスホテルに近いホテルなのでおすすめです。
Lavande Hotelを探す(リンク先はTrip.com)
- 北京にはおすすめのLavande Hotelはありません(立地が悪い)
- 上海のおすすめはLavande Hotel Shanghai Huamu
- 広州のおすすめはLavande Hotel Guangzhou Zhujiang Xincheng Metro Station
- 深センのおすすめはLavande Hotel Shenzhen Window of World
4. City Comfort Inn(城市便捷酒店)
4番目におすすめなのはCity Comfort Inn(城市便捷酒店)です。
こちらのホテルはコスパが一番良いホテルです。
上で紹介した3つのホテルよりも料金が低く、部屋自体も非常に広い作りになっています。
室内も清潔なので素泊まりには最適です。
残念な点はアメニティーが若干弱く、最低限のものしか置いてなく、粗悪な製品が使われている印象を受けます。
ホテルは華中・華南に集中しており、華北地域の店舗は多くありません。
City Comfort Innを探す(リンク先はTrip.com)
- 北京にはおすすめのCity Comfort Innはありません(立地が悪い)
- 上海にはおすすめのCity Comfort Innはありません(立地が悪い)
- 広州のおすすめはCity Comfort Inn Guangzhou Tiyu West Road Metro Station
- 深センのおすすめはCity Comfort Inn Shenzhen Shennan Road Shenzhen University
5. Home Inn(如家酒店)
5番目におすすめするのはHome Inn(如家酒店)です。
とにかく低コストで宿泊したい人におすすめです。
ホテル自体は最低限そろっているという感じで、内装も古めのホテルが多く、アメニティーも粗悪です。
細かいことは気にしないという人なら素泊まりする分には問題はないです。
Home Innを探す(リンク先はTrip.com)
- 北京のおすすめはHome Inn Beijing Yanshan Sanyuan East Bridge
- 上海のおすすめはHome Inn Shanghai Nanjing Road Pedestrian Street
- 広州のおすすめはHome Inn Guangzhou Tianhe Road Sports West Metro Station
- 深センのおすすめはHome Inn Shenzhen Huaqiangbei
まとめ
以上がおすすめの格安ホテルになります。
もちろんこれ以上に安いホテルはあるのですが、中国語話せない場合はあまりおすすめしません。
また費用を安く抑えたい場合はホステルを利用するという手もあります。
なお、中国のホテルではデポジットが必須ですので、クレジットカードを持ち歩いた方がいいわけですが、中国の決済サービスで広く使われているのは銀聯カード(Union Pay)です。
銀聯カードの中でもおすすめは三井住友カードとCtripとが提携したクレジットカードです。
今ならキャンペーン中なので旅行前に準備をしておきましょう。